仕事場に薬袋。私が薬を傍に置いているわけ。

皆さん、お疲れ様です。
今日は、私が薬を傍に置いているわけについて、書いてみたいと思います。



親が認知症患者だったりすると、子どもさん(成人です)やお嫁さんが薬を管理するよう、お医者さんから言われることがあります。私もそうでした。
私の場合、お医者さんから管理するように、と言う言葉を看護師さん経由で聞きました。
母は幸か不幸か、耳が遠いです。看護師さんが何を言っているか、わかっていないようでした。

ずっと、「薬は自分で管理する」と言っていたのですが、最近言わなくなりました。
娘に管理してもらうほうが楽だと気がついたのか、それとも管理したい気持ち(ブームのようなものです)が薄らいだのか、わかりません。もともと、何かとこだわりがあり、私は、むしろそれは母の長所として思っていましたが、薬を自分で管理すると言われ続けられることは、ちょっとしんどいところがありました。

今は素直に薬を飲んでくれて、家族としては助かります。

ここまで読まれた方には、これだけでは、なぜ薬を傍に置いているか、わかりにくいでしょう。
ここから、元同僚のご家族のお話について、触れたいと思います。


私が薬を傍に置いている理由1
私は以前、某企業に派遣社員として働いていました。同じ職場に、結婚して家族と離れている方がいました。ご自身は旦那さんとお子さんたちと一緒に住み、派遣社員兼主婦兼母親業といった感じで、離れて親御様とご兄弟が一緒に住んでいたそうです。女性の場合だと、よくありがちな話かもしれません。

ある日、その方からメールが来ました。離れて住んでいる親御様が、薬を大量に服用し、緊急搬送されたのでお休みします・・・というものでした。

そのあと、その方は休暇を取っておらず、特に後日談を聞いていないので、恐らくすぐ回復され、命に別条がなかったものかと思われます。
内容が内容だけに、その人の心情を思えば、そのあとどうだったか、聞くことができません。ただ、お会いしたことのない方の出来事に、衝撃を受けたことは今でもよく覚えています。その時、子どもが元気な場合は親の薬を預かっておくのもありかなと思ったことも覚えています。

私が薬を傍に置いている理由2
最近の日本は、皆さんもご存知のとおり、災害が多いです。私が住んでいる広島県でも、昨年、土砂災害で多くの方が命を落としました。仕事をしている最中に大変なことが起こったら、母を連れて、すぐに避難しようと考えています。

その時に、同時にお薬手帳が私の傍にあれば、災害時に必要な薬を挙げることができそうと考えました。薬を万が一紛失してしまっても、もしかすると手に入りやすいかもしれないと勝手に考えています。未曽有の震災時には、叶わないかもしれませんが・・・。

そして、薬袋とお薬手帳とは別に、スケジュール帳に母が服用している薬を書いておけば、仮に薬袋とお薬手帳が地震や土砂で流されたり、汚れて読めなくなってしまっても、他の病院でお薬をいただくことができるかもしれません。ちょっとややこしいですが・・・、何かあった時のために、薬袋とお薬手帳、そしてメモを用意しておくと良いのではと考えています。

先日、民生委員の方が来られ、何か起こったときには、救急隊員の方が冷蔵庫にある情報を取り出せられるように、手続きをとりました。
それはそれでありがたいのですが、家で働く以上、「何があっても大丈夫なように」しておきたいと思いました。




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人気があった記事です。読んでみてください。